カラオケ喫茶のバイトの内容

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カラオケ喫茶のバイト(パート)内容について
意外と興味がある人が多いようなので
ご説明します。

カラオケ喫茶1

私は、過去にカラオケ喫茶を経営していたことがあるので、
バイトの詳細や経営者がバイトに求めることまで説明できます。

以下、大まかにカラオケ喫茶の店員に求められる業務を
説明しますが、まず始めに重要なことを言っておきたいと思います。

カラオケ喫茶の店員としての業務は

決して楽ではありません!

お客さんとしてカラオケ喫茶を利用していて、
気配りのできる人は店員さんの動きを見ていれば気づいているかもしれません。

でも、案外鈍い人もいるようで、
楽そうだからやってみたい!と思う人もいます。

で、そういう誤解がある人に限って、
実際にやってみると仕事がおろそかだったりします。

では、カラオケ喫茶の業務がなぜ大変なのか、
実際の業務内容もあわせて説明していきたいと思います。

カラオケ喫茶の店員(バイト)の業務

主に以下の三つとなります。

  • 司会
  • 喫茶店としての業務
  • 接客
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司会

カラオケ喫茶は、通常店員が簡単な司会進行をして
お客さんの歌を回します。

当然ぶっきらぼうに、ただ回すだけというのはNGです。

テレビの紅白歌合戦のプロの司会とまではいかずとも、
表情や言葉の柔らかさが必要とされます。

また、順番を間違えると大きなトラブルにもつながりますし、
ここは細心の注意が必要です。

お客さんが歌う歌を間違えてプログラムしたりする間違いも興ざめですし、
キー操作など、細かい点もやはり間違えられません。

司会進行というだけでもかなり気を張らなければならないのです。

カラオケ喫茶2

喫茶店としての業務

カラオケ「喫茶」ですから、軽食やドリンクを出します。

司会に比べたら誰でもできることかもしれません。

でも、ただの喫茶店員ならオーダーを受けて注文された物を
正しくお客様にお出しするだけです。

カラオケ喫茶の場合、司会と合わせてこの業務もこなす必要が
ある点が大きな違いです。

しかも、お酒やコーヒーなどの飲み物や、軽食も全て自分が
作らなければなりません。

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接客(お客様への気配り)

通常、カラオケ喫茶は歌を歌い、歌を聴くことがメインであり、
会話をする場所ではありませんが、それでもお客さんとコミュニケーションを
取らねばならない場面は多々あります。

お客さんが少ない場合は、お客さん次第では歌を回すのを小休止し、
お話することもありますし、お客さんが歌っている場合も、
他のお客さんと一言二言話す機会は、どこのカラオケ喫茶でもあります。

ただ「いらっしゃいませ」、「ありがとうございました」だけでは
済まないところが普通の喫茶店と大きく異なるところです。

笑顔

司会の時もそうですが、お客さんと顔を合わせる時には
やはり表情の柔らかさが必須です。

ぶっきらぼうであったり、無意識的に無表情になったりすることが
多い店員のいるお店は繁盛しません。

言葉に気をつける

お客といっても十人十色。

ヘタな発言はお客さんを傷つけたり、怒らせたりすることにつながります。

本人の歌や服装についての批評は絶対にNGですし、
その場にいないお客さんの噂話をするのもダメです。

当たり障りのない対応を主軸に、お客さんの個性に合わせた
会話をするテクニックが求められます。

名前を覚える

常連さんはどこのお店にもいるものですが、
固定客ばかりではありません。

1年に数回であったり、ずっと来なくなってたお客さんが
常連さんとして帰ってきたりします。

名前を間違えられたり、覚えられていないとショックですが、
覚えていてくれると嬉しいものです。

名前を覚えるということは、接客業ではとても重要な要素です。

カラオケ喫茶4

注意する勇気

どんなお店でも迷惑なお客は注意しなければなりませんが、
カラオケ喫茶のマナーというのは結構厳しい方です。

大声で会話などは当たり前ですが、
声は大きくなくとも、他人が歌っている間、しょっちゅう喋っている
というようなお客さんは注意しなければなりません。

また、他のお客さんの歌について批評している人などがいても
やはり注意する必要があります。

楽しそうに喋っていたり、本人に悪気はなさそうな人を注意するのは
とても勇気のいることです。

これを怠るとだんだんなあなあになり、
無法地帯化する(スナック化する)ので、注意するというのも
大事な仕事です。

我慢

接客業なので、ヘンな人の相手もある程度は我慢する必要があります。

中にはめちゃくちゃ失礼なことを言ってきたり、
スナックと勘違いして来るお客もいます。

どこまで我慢して、どこから注意するのか、
なかなか難しい判断を迫られることもあります。

客層はお年寄りが多いという点も結構大きいです。

カラオケ喫茶6

歌を歌う、聴くこと

店員は基本司会進行ですが、歌をリクエストされたり、
客の少ない時はバリエーションを持たせたり、回転を少しでも
緩やかにするために、店員も歌う必要が出てきます。

カラオケ喫茶のバイトをやりたいという人は、
歌を歌うのも好きな人が多いはずなので、そこは
問題ありませんが、ある程度の歌唱力は求められます。

言葉は悪いですが、ドヘタというレベルだと、
お客さんも嫌気がさすからです。

また、お客さんがドヘタという場合もあります。

上手い歌ならともかく、場合によっては並以下で聴くに耐えない歌でも
業務時間中は嫌な顔せずにずっと聴き続けなければなりません。

基本的にカラオケ喫茶の音量設定は大きめですから、
上手い下手を別にしても、長時間歌を聴き続けなければならないというのは
思った以上に身体に負担をかけます。

そのような環境でお茶だし、司会進行、接客などの気配りが必要なので、
非常にストレスがたまりやすいのです。

バイト日数が多ければ耳や頭の病気にかかることもあります。

その他の細かい気配り

笑顔で接客、などは基本なのですが、
細かいところに気配りができる店員と、そうでない店員では
お客さんからの信頼性がだいぶ変わってきます。

拍手するというのも基本ですが、例えば、
拍手1つとっても、ただ拍手するのと、ある程度力をこめて
表情つきで拍手するのでは全くといってもいいほど違って見えてきます。

気の無い拍手というのは案外簡単に見透かされるものです。

マクドナルドの店員などは、笑顔はあっても仕事が
完全にルーチン化していて、なんだか無機質な感じがしますね。

そういうのを客に見透かされてはいけません。

心をこめて接客しているかどうか、常に一生懸命さが必要になります。

以上が大体の業務内容と注意点になりますが、どう感じましたか?

基本的にお店を一人で回す場合、
これだけの業務を一人でこなす必要があります。

お客さんが少ない時は良いですが、
10人以上入った時はお茶だし、司会進行だけでもかなり大変です。

しかも、接客業ですから、ある程度慣れても完全ルーチン思考ではダメで、
あくまでも人を相手にしていることを常に意識する必要あります。

ただ、常に繁盛しているお店はママやマスターが一人、
その補助という形でバイトが一人、合計二人でお店を回す場合もあります。

また、家賃を払う必要がないお店(オーナー所有の建物など)は、
人件費に余裕が出るので客入りに関わらず二人で回せます。

二人と一人では雲泥の差ですが、カラオケ喫茶自体は
決して儲かる経営ではありませんので、基本一人のお店が多いはずです。

カラオケ喫茶5

時給は並程度

普通の喫茶店やコンビニ、ファーストフードの店員などに比べると
はるかに業務内容が幅広いことがお分かりいただけたかと思いますが、
その割には給与は普通です。

神経質で、気配りができる人ほど仕事が出来ますが、
病気にもなりやすい。

そんな仕事なのに時給は並程度というのが一般的。

というのも、それしか出せないお店がほとんどだからです。

カラオケ喫茶は儲からない

なぜかというと、上にも少し書きましたが、
カラオケ喫茶は儲からないからです。

立地条件が良く、ママ(店員)の人当たりが良く、
歴史がある(常連がついている)、など、特別優れたお店でない限り、
ほとんどはギリギリで経営しているのが実態です。

外から見ると儲かっているように見えるのか、
新たにカラオケ喫茶を開業する人は多いです。

ただ、実情としてはある人が建てては消え、
またある人が建てては消え、が繰り返されています。

普通の喫茶店に比べて回転率が格段に悪い上に、
客単価は決して高くない、光熱費はやたらかかり、
家賃もかかると考えたらご理解いただけると思います。

カラオケ喫茶3

まとめ

カラオケ喫茶のバイト内容について、経営者の経験を踏まえた上で、
カラオケ喫茶の内情も絡めてご紹介しましたが、いかがでしたか?

簡単にまとめると

まとめ
  • カラオケ喫茶の店員としてのバイト業務は決して楽ではない
  • 喫茶店のとしての仕事、司会進行、接客などが主な業務
  • 客への気配り、大音量の歌を長時間聞かなければならないなど、ストレスがたまりやすい
  • 儲かっているカラオケ喫茶は少ないため、仕事内容の割には時給は並
  • 歌が心から好き、他人と関わるのが好き、自然と笑顔を出せる人、でなければ仕事を続けるのは難しい

全体的にカラオケ喫茶の業務はとにかく厳しい、大変なんだ、という点を
強調して書きました。

このように書いたのは、経営者として誇張なく、
本当にそう感じているからです。

ただ歌が好き、というのではなく、お客さんの笑顔を大切にしたい、と
心から思うようなボランティア精神を持った人には向いているかもしれませんし、
やりがいのある仕事かもしれません。

気配りのできる店員さんは、お客さんに本当に感謝されます。

業務内容は大変ですが、人のぬくもりを感じることができ、
無機質なルーチンではないところが、この仕事の良いところかもしれません。

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